今年最後の診療日を迎えて
当院を昨年9月に開業し、初めて1年を通した診療が終了しようとしております。
今年は、162名の患者様の治療にあたらせて頂きました。
大和接骨院を、ご利用いただきまして、誠に有難うございます。
ここ数日は、今年1年の事を思い返しております。
春は、交通事故で受診していた方々が、全員完治終了しました。
保険会社からの一方的な治療終了ではなく、全員満足した上での終了です。
これは、とても喜ばしい事でありました。
その後の皆様方が、元気にお過ごしして頂けている事に、大変安堵しております。
夏はとても暑い日が続きました。
あまりの暑さに、お年寄りの患者様の来院数が激減致しました。
熱中症対策と、注意喚起の啓発のために、毎回毎回しつこく何度もエアコン等の使用の目安と、1日での飲水の量と頻度、熱中症の症状と対策を説明したお陰でしょうか、当院に来院された高齢の患者様では、1名も熱中症の症状を呈した方はいませんでした。
秋はとても短く感じましたね。
京都の紅葉も緑葉、紅葉、落葉が入り混じる残念な状況のようでした。
この時期からでしょうか、徐々に当院の評判が広まり始めたのでしょうか、紹介患者様がとても増えてきました。
西は焼津や島田、東は清水や三保から、果ては裾野からお越しくださる方もいらっしゃいました。大変有り難く思います。
冬は大晦日も迫るここ数日で、ようやく冬らしい寒さになってきましたね。
寒暖差の激しい日が多く、突然の冷え込みで怪我をされる方がとても多かったです。
私の医療人としてのキャリアの中で、最も多く外傷を診させて頂いたかもしれません。それ程に、多くの方がお怪我をされました。
そんな中で、今年1番と言っても良いかもしれません。とても有り難い言葉を頂きました。
足首の捻挫で受診された方なのですが、骨折の疑いが救急の医師に指摘されていたものの、特に処置もなく帰宅されて、当院へ来られた時には負傷した足で歩行されておりました。
この処置には、我が目と耳を疑いました。
骨折の疑いがあるならば、万が一折れていた場合を想定した治療と処置を講ずるべきであり、無処置で帰すなど言語道断だからです。
直ぐに、患部の固定と、松葉杖を貸し、絶対に安静のために今後の治療の方針などを丁寧に進めていき、その後やはり骨折が確認でき、現在も当院で治療を継続しています。
骨折はレントゲンを見ずとも、濃厚な状況でした。直ぐに処置できたのが不幸ではありましたが、とても幸運なケースです。
経過は良好で、日に日に回復し楽になる体に満足して頂けたからこそ、かけて頂けた言葉だと思いますが、こう仰ってくださいました。
「この病院(接骨院なんですけどね♪)に出あえて良かったです。」
そんな事を言われると、なんだか気恥ずかしくて困ってしまいます。
私の資格、柔道整復師は、筋肉と骨などの外傷のスペシャリストです。
私の資格を持って居を構える接骨院・整骨院・ほねつぎは、整形外科と業務範囲が非常に近い所があります。
それ故に、整形外科にも負けない治療を提供できます。
整形外科には無い、価値を提供できます。
患者様からの有り難い言葉を力に、来年も自信を持って、この道を究めていきたいと思います。
本年も、沢山の方々にお世話になりました。
来年もどうぞ大和接骨院を、宜しくお願い致します。
新年の診療は4日(月)より致します。
良い年の瀬をお過ごしください。